• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第23章 掬えそうな星の下



「本の通り、
宝石箱をひっくり返したように見える?」

問いかけに対し、
何かを考える様に沈黙したリヴァイの横顔を
見つめる。



「街の明かりもいいが、こっちも悪くない。」


リヴァイの指さした先を見ると、
頭上には満天の星空が広がっていた。


「ほんとだ!
今日は星がすごい綺麗に見えるね!」


今にも降って来そうな程、
近くに感じられる星に手を伸ばしてみる。


「こうしたら、星が掬えそう。」


そう言ってリヴァイに視線を向けると、
優しい表情が目に留まり、視線が釘付けになる。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp