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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第23章 掬えそうな星の下




「リヴァイ。目、開けていいよ。」


そう言うと同時に、リヴァイから手を離し、
市街地の明かりで展開された
パノラマ夜景に、視線を向けた。



「おー……、やっぱり綺麗だ。」


思わず感嘆の声が漏れる。



が、リヴァイの反応がなく、

「……リヴァイ?期待に副えなかった?」

と、顔を覗き込んだ。



暗がりの中で見るリヴァイの表情は、
とても穏やかで
感動していることは一目瞭然だった。


「……なかなかいいな。これは。」


リヴァイはそれだけ言うと、
食い入るように夜景を見つめ続けた。

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