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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第22章 確かめる
「これがイカ。」
リヴァイの眉間の皺は、緩みそうにない。
「これを細切りにしたのが、これ。」
補足するように言って、スルメを差し出す。
「……どっちも生物には見えねぇが。」
画像とスルメを見比べたリヴァイの一言を聞き、
堪えきれず吹き出した。
「いや、でも美味しいんだよ。
少しだけ食べてみてよ。」
さっきから緩みっぱなしの顔を
リヴァイに向け、スルメを差し出す。
リヴァイはしぶしぶ、といった様子で受け取ると
怪訝そうな表情でスルメを口に含んだ。
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