• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第20章 後悔の逆の感情






深く長い交わりを終え、
凛はエルヴィンの胸に抱かれていた。



エルヴィンの激しい情動により、
また何度も意識が朦朧とする瞬間があったが、
なんとか感覚を保ったまま、
共に絶頂を体感することが出来た。


熱の籠った身体がゆっくり離れたと同時に、
エルヴィンにかける筈だった
タオルケットが、凛の身体をそっと包み込む。




「……凛。後悔してないか?」

少し愁いを帯びたエルヴィンの声が、
静かな部屋に響いた。


「……してないよ。何でそんなこと聞くの?」

自分の目の前に座るエルヴィンに、
ゆっくり手を伸ばす。


「感情に任せて、君を抱いてしまったから……
もし不快感があったら」
「あれだけ私を善がらせておいて、
よくそんな心配が出来るね。」

伸ばした手で、エルヴィンの頬をそっと撫で、
笑って見せた。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp