• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第3章 逸脱した世界



「それは何だ……?」

「……携帯のことですか?」

携帯電話は外国にも普及しているはずだが、
この人はそんなことも知らないのか?


「これは携帯電話って言って、
離れた場所にいる相手と、
会話ができる機械です。」

まさか携帯電話の説明をする羽目に
なるとは思わなかった。


男は目を丸くすると、

「離れた場所にいるのに、
この箱を持っているだけで会話ができるのか?
離れた場所、というのは、どのくらいの
距離までのことを言うんだ?」

そう言って驚いた表情をこっちに向ける。



……大の大人の男、
しかも綺麗な顔の白人男性が、
携帯電話の説明に興奮している。

なんだか可愛く思えてしまい、少し頬が緩んだ。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp