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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】
第3章 逸脱した世界
「見た目に反して、重いな……」
小柄だから油断した。
布団まで転がしただけなのに、既に腕がだるい。
意外と重量級の男に布団を掛けた後、
白人の男性に目を向ける。
身長は190近くありそうだ。
自分一人で布団まで誘導できる気がしない。
『……掛布団だけ掛けておけばいいか。』
そう思い、掛布団を白人男性にかけた、その時。
「…………!」
突然白人男性の瞼が開き、
碧い瞳がこっちを向く。
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