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君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第13章 他人の空似




「……やっぱり相当汚ねぇじゃねぇか……」


眉間に深く皺を寄せたままのリヴァイが
範司の部屋を見渡す。


書物が高く積み上がった机や
カップラーメンの残骸が
散らばった床を見ながら、
思わずため息が漏れた。




「範司。
やっぱり片付けは苦手なままなんだね。」

「苦手なんじゃないよ?やらないだけ。
時間が勿体ないでしょ?」


昔からの言い分は変わってないらしい。


日々変わっていくことの方が多い世の中で、
こうして考え方がブレない範司を見ると
少しの安心感を覚えた。

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