• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第13章 他人の空似





博物館の地下にある、
範司の研究室の前に着くなり

「おい、入らないとダメなのか?」

と、リヴァイのあからさまに
嫌そうな声を聞き、後ろを振り返る。


「……リヴァイ。
こっちのハンジはもしかしたら」
「あ。リヴァイ、汚いのムリなんだってね。
凛から聞いてるよ。
そんなに汚くないから大丈夫!!」

範司はエルヴィンの声を遮り、
自信ありげな声を上げた。


「……そうは言ってるけど、
あんまり期待しない方がいいと思う。」

私はリヴァイにそっと耳打ちする。




範司のずぼらさは、幼い頃から変わってない。

範司の方が私より
5つも年上なのにも関わらず、
私が範司の部屋の掃除を手伝うのは、
幼馴染としての習慣のようになっていた。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp