• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第13章 他人の空似



「あ、そうか。文字は違うんだもんね。
これでハンジって読むんだよ。」

「……まさか名前まで一緒とはな。」


ため息交じりのリヴァイの声は、
少し嬉しそうにも聞こえた。


「えっ、なになに?!
私と同じような人が、
君たちの世界にもいるの?!」

「ああ。同じような人、というより、
全く同じに見えるよ。
俺たちの世界にいるハンジの性別は、
一応女だが。」

エルヴィンは興奮した様子の
範司を見ながら答える。


「そっか。でも私も生物学上は男だけど、」
「範司!!取りあえず、話聞いてもらえる?!」

好からぬことを言い出しそうな雰囲気を察し、
咄嗟に範司の声を遮った。


/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp