• テキストサイズ

君と鼓動が重なる時【進撃の巨人】

第10章 奔放な我慢



「そうだな。俺もそう思ってた。」


他人事か。

今は君の話をしているんだよ?


さっきから心の中での突っ込みが止まらない。


それくらいエルヴィンの発言は
どこかズレている。



「だけど君を抱きしめたら、
理性はどこかへ行ったよ。」

「ちょっ、理性どこにやったの?
今すぐ拾ってきてよ!」


心の中で突っ込みを入れるはずが、
つい口を突いて出た。

エルヴィンは肩を震わせて笑い始める。




「……いや、もう無理だ。拾いたくない。
君と話せば話すほど、
君に興味が湧くし、君を抱きたく」
「待った!ルール違反ですよ!それは!」

焦りで何故か敬語が混じってしまい、
自分で言っておきながら
堪えきれず笑い声が漏れ出した。

/ 918ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp