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モブリットと妄想日記
第8章 ヤキモチ
その発生源に全員が目をやると、
カコが机に両手を突き、
俯いて立ち上がっていた。
「カコさん…?」
「カコ、うるせぇ。」
怯えるように名前を呼ぶエレンと、
原因のわかっているリヴァイがそう呟く。
「…何なのさっきから……
イチャイチャ
イチャイチャ……
そんなにハンジハンジ言うなら
ハンジと付き合えばいいじゃん!」
主語はないものの、
そう言葉を投げられた対象が
モブリットであるのは明確だった。
さすがのハンジも肩を揺すっていた手は止めていた。
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