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モブリットと妄想日記

第6章 お勉強


「……サボってばっかり。」

「休憩も必要。」


自己嫌悪さえも
優しく受け止めてくれる彼は
本当に何者なんだろうかと
思う時がある。


「モブリットで充電する。」


そう言って、
カコは精一杯モブリットに
抱きつく腕に力を込めた。


「カコ、強い強い…
ちょっと苦しい。」


モブリットは
困ったように笑いながらも
抱きしめ返してくれる。


力を込めるのに疲れて、
私はモブリットを解放した。

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