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モブリットと妄想日記

第6章 お勉強


頭を切り替えるためにも、
後ろのソファに座っていた
モブリットの元へ移動した。


そんなカコを見て、
モブリットは本を少し離れたところに置いた。



当たり前のように抱きつき、
当たり前のように抱き返してくれる。


「もうしたくない。」


カコはその胸の中で、
負のオーラを放出した。


「今日はもうやめる?」

「………。」


胸の中で黙って首を振る。

カコも、
矛盾しているのはわかっている。


「カコはちゃんと頑張ってると思うよ。」


子どもをあやすかのように
モブリットの手が頭を撫でる。

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