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モブリットと妄想日記
第5章 願い事
「わざわざ願わなくてもできるでしょ。」
「モブリットのいるこの空間で寝たい。
ただ寝るんじゃなくて、
モブリットと2人でいたい。」
チラッとモブリットを見ると、
目を丸くして言葉を探していた。
「そんなに驚く?」
「あ、いや、
この流れでそう言われるとは
思ってなかったから」
照れたように笑うモブリットから
ふと敬語が消えた。
いつも思うけれど、
この瞬間に、
やっと恋人として
向き合えた気分になる。
「あ、願い事思いついた。」
モブリットが
優しく微笑みながらそう言った。
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