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モブリットと妄想日記

第13章 雨音





「心配?
私何かあったっけ。」

「雨だから。」


モブリットが
優しく微笑みながら
私の髪に指を通した。

モブリットの手が
フワッと触れると
私のモヤモヤとした
脳内が少し軽くなった気がした。



「……少し、頭は痛い。」

「一応薬持ってきたから、
朝食食べたら飲んでおきなね。」



モブリットに
嘘をついても
意味がないので、
素直に現状を伝えてみた。


それにしても、
なんて出来た嫁だろうか。
いや、嫁ではないんだけれど。

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