• テキストサイズ

モブリットと妄想日記

第13章 雨音



「モブリットです。
起きてます?」

「入っていいよー。」



今日朝から何かあったっけ。


あまり働くつもりの
なさそうな脳みそを
回して考える。


「おはよう、カコ。」

「おはよ。」


今日も可愛い笑顔のモブリット。

いつもなら
これだけで幸せなんだけど、
今日はそうもいかない。


ただただ
嫌な記憶に
ジリジリと支配される。



「今日朝から何かあったっけ。」

「いや、何もないよ。
心配になってきてみた。」



訪問者が
モブリットなので、
安心して
ベッドに横たわったまま
会話をする。

/ 135ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp