• テキストサイズ

モブリットと妄想日記

第10章 欲求



しかし、
エルヴィンの身体に触れる直前の所で、
私の手首は掴まれ、
動きを静止させられた。

私とエルヴィンは
わかりきった表情で
その手の主に目線を送る。


「モブリット、
書類ばら撒いてるよ?」


モブリットは少しの沈黙の後、
私の手首を解放し
複雑な表情を浮かべたまま
書類を拾い始めた。


「それにしてもやっぱり
エルヴィンいいお尻してるよね。
わざわざお尻鍛えてるの?」

「あぁ、カコが喜ぶかと思ってね。」


わざとらしい笑顔を浮かべながら
エルヴィンは私の悪ふざけに
乗ってくれる。


「ほら、早く確かめてみてくれ。
まだ足りないなら
また鍛えるよ。」


そう言われ、
再びエルヴィンに手を伸ばす。
/ 135ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp