第1章 Yellow Birthday .
Side o
------.*。
「ただいまっ……」
「もうっ……おーちゃん遅いぞぉ……」
「まぁまぁ……ほら、んなとこで突っ立ってないで、こっち手伝だってよ智く――」
「リーダー、こっち」
松潤に手を引かれリビングへ向かう。
「一応、オイラん家なんだけどなぁ……」
『ざどじぐ~ん……』って元々撫でてる肩が大分磨り減ってるけど気にしない気にしない。
――――何で皆オイラん家いるか分かる?
実は
ニノの誕生日会をオイラん家でやることになった。
くじ引きしてひいちゃったんだよね、当たりくじ。
でも、ニノが喜んでくれるなら、オイラなんでもするからなぁ……
くじ引きなんてしなくてもオイラん家でやるつもりだったの。
二人だけで二次会でも……ね。
……早く、来ないかな……