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苦しみの中の幸せ Part4 [銀魂]

第2章  再確認


土「・・・さっきの話、どう思う」

夜右衛門を送り届けた後、パトカーの中で徐にトシが口を開いた。

『どうって?』
土「アイツの言ってること、信じるのかって聞いてんだ」

なんかイライラしてね?
どーした、何があった?ニコチン切れましたか~?
ひ~じか~たく~ん?

土「おい」
『ハッ!ああ、すいません。心の旅に出てたもので』
土「だろうな、すげぇ不細工な面になってたぞ」

え!?今、どんな顔してた?
ちょっと今のくだり、全部巻き戻してちょーだい!!

土「・・・お前、俺の話聞いてねぇだろ」
『き・・・聞いてますよ!(半分くらいは)え~と、夜右衛門の事ですよね』

そうだったよね。うん、アイツの話してた。

『・・・で?』
土「・・・もういい、お前に聞いた俺がバカだった」

あ、怒った。めっちゃ怒ってる。
はい、ただいまの十四郎君の解説行きま~す!

元から鋭い双眸は、普段の三割増し(当社比)
不機嫌な時に現れる眉間のしわも付いてます
なんとおまけで、目が合う人を斬り殺しそうなオーラを放って・・・

お値段、なんと19800円!!

いちきゅっぱですよ!なんとお買い得。

ただし、命の保証は致しません!


『違う違う、そうじゃなくて・・・』
土「あ?」
『いえ、なんでもありません』

あ、眉間のしわが一本増えた。

『・・・信じてます』
土「!?」
『ていうのは嘘です』

今のなに!?
めっちゃ可愛かったんだけど!?びっくりした顔で、こっちガン見したからね?

笑いをこらえていると、頭を叩かれた。

『下手人は夜右衛門ですよ』
土「なんでそう思う?」
『・・・まあ、色々ありまして』

うん、色々ありまして・・・
言えるわけねぇぇぇ!!
今まで辻斬りの被害にあっていたの、全員元攘夷志士でした(てへぺろ)

なんて言ったら、こっちのマジもんの首が飛ぶぅぅぅ!!

土「・・・」
『まだ、裏が取れてないんです』
土「そうか」
『とりあえずは、朝右衛門を今回の犯人として、指名手配するしかないですよ』

とりあえず、銀時に聞いて、総悟に探らせて・・・

後は・・・

『副長』
土「どうした?」
『・・・寝ても?』
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