第7章 進撃!体育祭!
次の日の朝
時刻は8時20分頃…教室には数十人集まる頃だ
アニはいつも座ってる席にいて頬杖をつき窓の外を眺めている
そこに近づいてくるのは黒いオーラを出しているミカサだ
「おはよう女狐」
「ん?あ、おはよう……今なんて言った?」
「女狐」
「そりゃあ大層なあだ名だね……人を騙した覚えはないんだけど訳を聞かせてよ」
ミカサとアニの目と目の間に火花が散ってるように見え誰も近寄ることができなかった
「あなたは純粋なエレンの優しさに漬け込んだ…絶対に許さない」
「全然身に覚えがないね」
「とぼけても無駄…あなたが病気にかかったふりをしてエレンの家に泊まったことはもう把握済み」
(もしかしてヤキモチ妬いてるってことかい……なかなか面白いじゃないか)
「だから何?」
アニはミカサに見えないように少し笑った
「開き直るつもり!」
「開き直るも何もそうゆう関係だから…分かるでしょ?」
「!?」
「あと聞いてて思ったんだけどあんたヤキモチ妬いてるだけでしょ?」
「この女狐め…」
火花は更に散りもう同じ教室にいるのが辛くなるような雰囲気が出ていて男達は女って怖い…と感じた
(ミカサもミカサだけど何でアニは対抗するんだ……きっと楽しんでるな…)
アルミンは教室のはじっこでひっそりと眺めていた