第4章 皆と仲良く……
昼休み 屋上
「ねぇアニ……何かエレンとあったでしょ!」
「え?いや、別に……」
「怪しい…」
ミーナはアニを見つめた
「それ以上見ると蹴るよ?」
その時屋上の扉が開きエレンが出てきた
「なぁアニ……またタコさんウィンナーもらっていいか?」
「そのためにわざわざ来たの?……いいよ」
「よっしゃ!ありがとな!」
エレンはタコさんウィンナーを食べたあと戻っていった
「私ってねこう見えても恋愛相談とか結構頼まれるんだ」
「ふーん」
「だから私観点で言うと……エレンのこと好きでしょ」
「!?……げほっごほっ……急に変なこと言わないでくれない」
(あたしがエレンのことを?まさか……)
「中々鋭いでしょ?……ってあれ?」
ミーナは自分の箸でアニの弁当箱にある残り1個のタコさんウィンナーを取ろうとした
「そんな変なこと言うミーナにはあげない」
アニは残り1個のタコさんウィンナーを素早く取り口の中に入れた
「そんなぁ」
(でもエレンがいるならこの先も楽しくなりそうだね)
アニは落ち込むミーナに見えないよう笑った