第1章 入学式
夕暮れ時エレンたちは河川敷で仲良く並んで座っていた
「なぁお前ら部活とかどうするんだ?」
「ん〜僕は将来のためにも勉強するから部活はちょっと……」
「そっか…まぁアルミンは昔から頭良いからな!応援するぜ」
「ありがとう!」
アルミンはすごく嬉しそうに笑った
「エレン……あなたは何に入るつもりなの?」
「え?ん〜俺は特に決まってないな…」
「なら私も特にない…ただエレンが入りたいところがあったら私も入る」
「あのなぁ…ミカサは付いてくるだけじゃなくて自分の道を見つけろよ」
昔からミカサはエレンにほぼ付きっきりだった
「私はただエレンのことを……」
「とりあえず!ミカサは高校でそれを直せ!」
エレンは川に向かって石を投げた
(エレン…察してくれよ…ミカサはエレンのことが…)
「分かった……」
ミカサは少し落ち込み気味で言った
「よし!じゃあ帰るか!」
そして3人はバラバラに帰っていった