第9章 「来ちゃった」【R18】
呟くように言ったジャンはその大きな手で私の乳房を包み込んだ。
外側から押し上げるように揉まれると、無意識に下半身が熱くなってしまう。
「…脚、開いて?」
覆い被さるようにして耳元で囁いたジャン。
私は言われた通りに片足をソファの下へ、もう片方をソファの背に掛けて開脚した。
カチャリと金属の擦れる音が響く。
ジャンが自らのベルトに手を掛けた音だろう。
「やべ…めっちゃ勃ってる」
ジャンは微かに震えた声で言った。
少しだけ頭を持ち上げてそちらに目をやると、そそり立ったジャンの陰茎が見える。そのサイズは大人顔負けだ。
『嘘、そんな大き……ひゃぁ…っ!』
そんなに大きいの入らないよ。
私の切実な言葉はジャンの行動によってかき消された。
熱く膨れ上がったジャンの先端が下着をズラして侵入して来たのだ。