• テキストサイズ

[進撃]何度でも[R18]

第4章 アレにときめく兵長


それから数日間、私はリヴァイ兵長とハンジ分隊長の下で“兵団組織”と“巨人”について学んだ。

特に巨人については恐怖や驚きの連続だったが、それでも割と柔軟に理解する事が出来た。

もちろん学問的な意味でだけど。

異世界転生などという実体験自体が超離れ技なのだ。現実離れした事象に多少の耐性はある。


コンコンッ
『兵長、ちょっとお聞きしたい事が…』


そんなある日の事だ。
兵団資金についての意見書を読んでいた私は兵長の部屋を訪れていた。

ちょっとした疑問を解消しようとやって来たのだが…返事がない。

留守か?
いや、今日は自室で書き仕事だって言ってたし不在という事はないだろう。

『兵長!いらっしゃらないんで』

バターンッ‼︎
「なんだ、何か用か?俺は今クソ忙しいんだが」

『ひィ…っ!』

凄い剣幕で姿を現した兵長は三角巾に雑巾という何とも可愛らしい出で立ちだった。
/ 303ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp