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[進撃]何度でも[R18]

第23章 兵団対抗野球大会


「身体に器具を付けてのプレイは禁止だ。直ぐに外せ」

司令はピシャリと命じた。
しかし兵長は食い下がる。

「おい爺さん……さっきのは冗談だ。この器具は俺の筋力を抑えるための拘束具なんだよ」

命令とあらば外してやってもいいが、と兵長は言葉を続ける。

「拘束具無しでボールを放ったら、そこのガキが死ぬぞ?」

それを聞いた途端、マルロは小さな悲鳴を上げた。

ピクシス司令は豪快に笑って答える。

「だ、そうだ。新兵よ!その命が惜しくば諦めて勝負したまえ!」

ゲームが再開した途端、マルロはスリーアウト交代となった。
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