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[進撃]何度でも[R18]
第23章 兵団対抗野球大会
「恋敵を討つためだった。許してくれ」
ジャンがペトラさんに延髄切りをかまされている光景を眺めながら兵長は言う。
『……許しません』
未だ抱かれたままの肩。
兵長の体温を感じつつ低い声を返せば、今度は強引に体を引き寄せられた。
「人類一幸せにしてやる……だから、お前は安心して俺に愛されてろ」
『……』
ほんの少し。
頬が熱くなった気がして、なんだか悔しくなる。
兵長は無理やり私の頭を自分の方に向かせると、羽のように軽いキスをした。
「試合に勝ったらこの続きをしよう」
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