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[進撃]何度でも[R18]

第19章 プロローグⅡ


遥か彼方に浮かぶ地平線。
少しずつ沈んでいく夕陽。

それらが見える小高い丘に二人の兵士が立っていた。

「兵長……奇遇ですね」

ミカサの声に気付いたリヴァイはくるりと振り返って、再び視線を前に戻す。

「俺以外にこの場所を知っている者がいるとはな」

調査兵団兵舎の裏に広がる森。
広大なその森を抜けた先に“地平線の丘”はあった。

リヴァイは心に迷いが出来ると必ず此処で一人の時を過ごす。

それが彼の通例だった。

「ハンジ分隊長に聞きました」

「あのクソメガネ……余計な事を」

それで、俺に何の用だ。
不機嫌な声音でリヴァイは問う。

ミカサは少し視線を彷徨わせた後、こう答えた。
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