第18章 来たる懇親会に向けて
「リヴァイにとっては天使じゃなくてお姫様だもんね」
「……あ?」
「でもそんなアピールの仕方じゃ姫は振り向かないと思うよ」
「チッ……偉そうに教鞭垂れてんじゃねぇよクソメガネ」
「敵は手強いからねぇ〜!なんたって新兵一のモテ男が相手なんだ」
「あの馬面が…モテ?」
「さあ、リヴァイはどう攻める?」
「……真っ向勝負」
「だと思った。ま、頑張れよ〜恋する兵長殿!」
「お父さんは応援してるぞリヴァイ」
「大して歳離れてねぇだろうが」
「歳の問題じゃない。見た目の問題だ」
「身長か?身長の事を言いたいのか?」
第18章[来たる懇親会に向けて]完
「無視すんな……おい、エルヴィン」
「愛してるぞ息子よ」
「誤魔化してんじゃねぇぞ」