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[進撃]何度でも[R18]

第17章 兵長を驚かせ隊


「……俺も手伝おう」

完全に想定外な兵長の台詞と共にドアノブが音を立てた。

「(なんですって…⁉︎)」
「(マジかよ……‼︎)」

オルペトに緊張が走る。
ここで開けられてしまっては作戦が丸潰れだ。

ガチャ…ッ
廊下側に向かって開こうとするドア。

しかしドアの前には偽装用の大樽と念の為に立て掛けた木材がある。

大丈夫だ、開く訳がない。
実際に現在ドアの動きは止まっている。

そんな一瞬の安堵がオルペトを包み込んだ、直後だった。

バキバキィィ……ッ‼︎
「おい、お前ら…怪我はねぇか?」

樽も木材もぶっ壊しながらドアを開けた兵長。

オルペトは思い出した。
兵長の部下想いっぷりは半端ないと云う事を。兵長は筋力ですら人類最強だと云う事実を。

「(お風呂上がり兵長…!)」
「(結婚したい……‼︎)」

第一班
作戦 失敗
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