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[進撃]何度でも[R18]

第17章 兵長を驚かせ隊


「(じゃあ……そろそろ行くわよ?)」

ペトラが真剣な眼差しを向けると、対するオルオはこくりと頷いて合図を送った。

すう…っ
特別班の天使、ペトラ・ラルが大きく息を吸い込む。合わせるようにしてオルオが巨大な樽を持ち上げた。

次の瞬間。

ガシャーンッ‼︎
「痛ああっ!何やってんのよオルオ!もっとちゃんと運びなさいよね⁉︎」

「なんだと⁉︎ お前がボサッとしてるのが悪いんだろうが!」

オルペトの両名はわざとらしい騒音と大声で騒ぎ立てた後、浴室のドアが開かぬよう木材を立て掛ける。

「おい……!何事だ…⁉︎」

すると即座に浴室内から兵長の声が飛んできた。

作戦通り。
オルペトは目を合わせてニヤリと笑う。
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