• テキストサイズ

[進撃]何度でも[R18]

第17章 兵長を驚かせ隊


「実は今日、兵長にサプライズを敢行しようと思ってな」

成る程。
だから声を落とせと言われたのか。

私は皆と一様に身を縮めて作戦の内容に聞き入った。サプライズの指揮はエルドさんが執っているようだ。

「まず第一班が……それから、兵長の…言っとくが変な気は起こすなよ」

作戦内容の説明に時々頷きつつ、既にその計画内に私の名前が含まれていたことに喜びを感じる。

ここで輪になっている兵士は皆、新参者の私を仲間として快く受け入れてくれた。

彼等の寛大な心に胸が熱くなるのを感じながら、兵長サプライズ大作戦は決行に移されるのであった。
/ 303ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp