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師団長と妄想日記
第8章 師団長と疑い
「ただいまー。」
「おかえり。」
ナイルが帰ってきた。
今日は飲み会だったらしい。
「疲れた。」
「お疲れ様。」
「あー…エルヴィンのやつが
ガンガン飲ませるから。
これクリーニング出しといて」
とりあえずネクタイを緩め、
上着をそのままクリーニングに出せるように、
ポケットをゴソゴソとあさり、
出てきたものを机に投げる。
私は、ナイルの動きが
一瞬止まったのを
見逃さなかった。
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