• テキストサイズ

師団長と妄想日記

第4章 師団長とフェチ


改めて聞かれると悩むようで、
私のことを上から下まで
なぞるように視線が動く。


髪の毛を耳にかけたり、
手をグーパーしてあげたり、
私も一緒にフェチになりそうな
パーツを探してみる。


そうしていると、
私を見つめていたナイルが
急に吹き出して笑った。


「え?どしたの?
急に笑い出すとか怖い」

「あ、いや、何でもねぇ」


ナイルは我に帰ったようで、
少し顔を赤くしながら
私から目線を逸らした。


「なんか…いや、何でもない。」


思ったことが
口から飛び出そうになったが、
この先の言葉はさすがにナイルを傷つけかねないのでやめた。

ただでさえ
年の差のせいか、
私の言葉に傷つきやすい。


「まぁいいや。
何か見つかった?」

/ 173ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp