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師団長と妄想日記
第3章 師団長と志○動物園
立ったままその様子を見ていた私は、
もう一度ナイルの横にしゃがみこんだ。
「ナイルー。」
そして、そっと頬にキスをした。
「…お前な……。」
「ふふっ」
驚いた顔で赤面するのを見て、
素の笑いが零れてしまった。
先程とは違う種類の溜め息を吐きだしたのを確認して、
今度こそお茶を取りにキッチンへ向かった。
困ったなぁ。
ナイルが優し過ぎて、
どうにも調子に乗ってしまうようだ。
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