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師団長と妄想日記

第2章 師団長ともみあげ


「今回はまじで誓え。
もうやらねぇか?」


とりあえず
黙って首を縦に振る。



「次やったら本当に怒るからな。」


その言葉に答えるように、
解放された両手で
ナイルのもみあげをさする。

ごめんね、の意味をこめて。


じょりじょりして
気持ちいい。


はまるよね、もみあげ撫でるの。




「はぁ…もういいから、
リオはそこに座ってろ。」



そう言って、
ナイルが仕事をしている席の
向かい側を指差された。


視界に入るところで
おとなしくしていろということか。




くっそ…
見えるのに触れないなんて…


でも、とりあえず
今は従うことにした。


ナイルは溜め息をつきながら席に座り、
仕事を再開した。


再び仕事モードに入った
ナイルをジッと見つめていると、
いつの間にか
机に突っ伏して
寝てしまっていた。


あれ、毎回こんなパターン。

まぁ幸せだから、よし。



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