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師団長と妄想日記

第13章 師団長と雷




これは何を言っても無駄だと思い、
恥を忍んで
背中を向けたまま
ナイルは一思いに服を脱いだ。


しかしその状況を気にしているのは
ナイルのみで、
リオはすぐさま背中を押し、
浴室へナイルを詰め込んだ。


「ナイル!三分であがってきて!」


その言葉と共に、
浴室の扉が
速やかに閉められた。


「三分は無理だ…」

1人で呟いたその言葉は、
換気扇を通して聞こえる
雷の音に飲み込まれた。
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