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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)

第9章 あんま他のツンデレと仲良くしてんじゃねーぞ


まさかの行動に、カインは慌ててチェスターをつき飛ばした。


「あ、あり得ねぇ!お前一体何しやがった?!」


チェスターは少し乱れた癖のある黒髪をさりげなくかき上げると、今までに無い妖艶な笑みを浮かべた。


「ふん、ただの味見だ、気にすんな」


「俺は猫だからな、興味のあるものは、とことんかまいたくなる……飽きるのも早いけどな」


ククっ、と喉を鳴らしてチェスターは笑う。


その圧倒的な色香にカインは、押し黙るしかなかった。


その時……
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