第4章 お前ら、ツンデレを可愛いとか言うな!
夜の闇が更に濃く深く広がっていった頃、ロビンの店ではお祭りのパーティが始まっていた。
今まで見たこともない位、酒場の中も、外に準備した会場も人混みでごった返している。
今日だけは、流石に人出が足りないということで、臨時のウエイターが何人か雇われ、テキパキと仕事を熟していた。
お陰でカインはサボる余裕が出来た。
「そーいや、ロビンの奴どこいったんだ?」
暫く前からロビンの姿を見ていない事に気づき、カインは人混みの中に銀髪ウサギを探した。
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その頃、ロビンは二人の男と会話をしていた。
「いや〜、今年もご足労いただいて、ありがとうございます〜」