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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)

第3章 俺は断じてツンデレなんかじゃないっ!


イデスは、とりあえず外に出ればわかると言って、無理矢理カインをベッドから引き摺り出した。


「わかった!わかったから、一旦着替えさせろ」


「じゃあ、着替え手伝ってあげよっか?」


「……っ、いるか!」


いちいち可愛い顔で意地の悪い事を言ってくるイデスに、カインは心臓が幾つあっても足りないな、と思った。


そんな事を知ってか知らずか、イデスは


「部屋の外でまってるから、早く来てね」


とあっさり、部屋を出て行った。

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