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ツンデレに悪いヤツなんかいない(たぶん。)
第3章 俺は断じてツンデレなんかじゃないっ!
カインはいつものベッドで目を覚ました。
(久しぶりにこんな夢みた…)
カインは口元に手を当てたまま、眉間に皺を寄せている。
「カイン、それ癖だよね〜♪」
「うわっ…!!」
いつの間にかベッドの脇にはイデスが居て、両手で頬杖をしながら此方を見つめていた。
「イ、イデス…お前…いつから居た!」
「え〜?んとねぇ、カイン君が泣きながら寝てた時からかなぁ〜」
「なっ……!誰が泣くかっ!」
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