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かぜひき

第1章 かぜひき


するとすぐに返事が返ってきた。

「まじか。昨日調子悪そうだったよな。
大学終わったら見舞いに行くから、おとなしくしとけよ」


言われなくてもするっつーの。
というか、代返しといてくれるかなぁ。


とりあえず病院に行き、診察してもらって薬もらって家に帰った。

一人暮らしだから、家に帰ったら一人が当たり前なんだけど。
ちょっと寂しい。

食欲はないけど、何か食べないと薬飲めない。
でも料理する気力なんてまったくもってない。

悶々と悩んでいるうちに、寝てしまったようだった。
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