第1章 15歳の誕生日
夏海SIDE
「「夏海誕生日おめでとう。」」
「ありがとう。…あのさ、ちょ
っと聞きたい事あるけどいい?」
「「いいわよ/ぞ」」
「あ、あのさ、皆あと30分で仕事
行くのにケーキなんか出して食べ
てんの?しかも、私あと10分で学
校始まるからケーキ食べる暇ない
のに何でわたしの分もでてんの?」
会話だけで、状況を把握するのは
難しいと思うから私から状況説明。
(ワーパチパチー)←
えーと、まず
寝坊する。
素早く部屋で身支度。
階段降りてリビング行く。
お父さんとお母さんにケーキ頬張
りながら誕生日おめでとうと言わ
れた。
↑
今ここ
私は、朝食食べる暇なくて焦って
んのに!
呑気すぎる。
ってか、
「何か言ってよ。」
「母さん、夏海に学校休む事言っ
てなかったのか?」
「私は、お父さんが言ったとばか
り思ってたわ。」
「は?!それ、どういう事?」
「俺は母さんが言ったとばかり。」
「聞いてんの!?」
「聞いてる。聞いてる。んー。まぁ
立って話すのもなんだから、ここに
座って朝ごはん食べなさい。」
そう、お父さんが言うとお母さんは
朝食をキッチンに朝ごはんを取りに
行った。
「…分かった。学校休むんだよね?」
「そうだ。事前に言ってなかったの
はすまなかった。」
私は、そういうとお父さんとお母さ
んが座ってた真向かいの所に座った。