第2章 新しい世界へ!
夏海SIDE
目を開けると、
「うわ、眩しっ!」
凄く眩しかった。
まぁ、さっきまで目つぶってたからなぁ。
目が慣れてくると蝶みたいな物が沢山周りに飛んでいた。
何?これ??
何か分からないけど凄く綺麗!!
てか、お母さんとお父さんは?
遠くを見てみるとお母さんが知らない人達んー?だいたい20人位と話していた。
さっきのざわざわはこれかー。
が、直ぐに離れてこっちに来た
「あ、夏海起きた?」
「う、うん。起きたけどここどこ?」
「例の世界の大草原よ!」
「で、周りにいる人達は?あと、周りに飛んでいる蝶みたいな物は何?」
「んー。あの、通って来た黒い穴に通じてたのが隣のあの木の幹でね、突然出て来たから驚いてるみたい。蝶みたいな物はあとで説明するわ。」
「そ、そういうこと…。ってか、お父さんは?」
「食料を「買って来たぞ!」あ、来た!」
お父さんが買って来てくれた食料はよく食べる物だった。
「ここにもあるの?」
「ぁあ。食料は、あっちの世界の方が美味しいけど、それ以外は同じだ。」
「へぇー。」