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夏だ!花火だ!夏祭りだ!

第1章 真夏の大集合-in 赤司の別荘-


「あれ!?ここにあったケーキは!?」


「…ちんごめん。俺食べちゃった」


「………何ですって?」


「む、紫原!もっと謝れ!」


「そうっスよ!っちの食べ物の怨みはヤバいっス!」


「…あたしのケーキ……」


「ちんゴメン!ちん、」


「許さん!!」


「ほら、マジカルクッキーだ」



スッと赤司君が差し出したマジカルクッキーを見て動きを止めるさん。
そして数秒後、怒り狂った表情が消え、冷静な態度が戻ってきました。



「これで許せるかい?」


「…マジカルクッキーに免じて、許します」


「だそうだ」


「「「(赤司様さすが…!!)」」」



満足そうにマジカルクッキーを食べ始めるさんの姿を見て、皆さんは赤司君の偉大さを再確認しました。



「…敦くんも食べようよ」


「え、いいの?」


「もう許したもん。一人で食べても美味しくないし」


「…ちん好きー!」


「へ?」



不思議そうな顔をしながらマジカルクッキーを差し出すさんは天然の小悪魔だと、皆さんは再確認しました。





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「ちんこれピーマン味じゃん!」


「あたしなんかケムシ味だよ…」
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