第8章 合宿ですよ!
泣いてる途中でふと、
『あ!? 差し入れ忘れてた』
目が赤いのも忘れて急いでキッチンに!
黒「え? 桜どこにいくんですか?」
『差し入れ忘れてたー!!』
急いでなんて、言ってるけど
本当は、気持ちが整理できなくて泣いたのが
気がつかれないで欲しかったから・・・。
キッチンに到着!!
途中で大輝と涼太の悲鳴が聞こえたのは
びっくりしたけど・・・。
どれだけ厳しいのかな・・・。
なんて考えてたら、
紫「あー、桜ちんだ〜。
どうしたの〜?」
『あ! あっ君!
今から大輝と涼太の勉強会に差し入れするために、何か作ろうと思ってね』ニコッ
紫「ふ〜ん
なら、クッキーでいいんじゃんね」
『勉強しながら、食べれるからいいかも!
ありがとう!』ニコッ
紫「べつに〜。
俺も食べたいだけだし~」
『じゃあ、一緒に作る?』
って、聞いた瞬間
紫「目が赤いし〜。
無理してんな」
って、言って優しく後ろから抱きしめてきた
『あっ君? なんのこと?』
紫「バレバレだし。
なんかあったとかめんどくさいからきかな〜い」
『ふふっ ありがとう』ニコッ
心配してくれたんだな~って思うと嬉しかった
紫「べつに〜。早く作くろ〜。」
『うん!!』
二人で楽しくたくさんクッキーを作って
冷たいお茶を入れて、差し入れしに行きました!!