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確かなこと【進撃の巨人】

第8章 after




どんな思いでこの花を摘み、握っていたのか。

楽しげに座り込み花を摘むリアの姿を思い浮かべる。


待ってろ…いつかそっちに行ったら今度こそ、ビンや栞では収まらねぇくらいの花を見せてやる。
それまで俺のこと忘れんじゃねぇぞ。



開いていた日記の1ページに、風に運ばれてきた名前のわからない花びらが落ちる。

アイツが笑っていた気がした。


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