• テキストサイズ

確かなこと【進撃の巨人】

第7章 誰も知らない



数日後、調査兵団が帰還した。
今回も被害は大きく、出立の時に聞こえた歓声は怒号へ変わっている。

リヴァイは疲れきった体に鞭をうち兵舎へと急ぐ。


会いたい、早く顔が見たい。


焦る気持ちを抑えて歩いていると、リヴァイは兵舎の入口付近に置かれた花束を見つけた。

こんなところになぜ花がたむけられているのだろうか。

謎は残ったが、リヴァイは会いたい一心で振り返ることなく再び足を進めた。

彼には似合わない笑みを溢して。





end
/ 94ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp