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確かなこと【進撃の巨人】

第6章 空虚と決意




「まてよ…リアはもう俺のことを覚えてねぇのか…?」

リヴァイは動揺を浮かべエルヴィンにすがるように問う。
それをエルヴィンは冷たく見下ろした。

「……いつ自分さえもわからなくなるかわからない。悠長に見守る時期はとっくに終わったんだよ、リヴァイ。時は待ってはくれないんだ。」

エルヴィンの言葉を最後まで聞いていたのか、リヴァイはフラフラとおぼつかない足取りで部屋を出て行った。




「…私も同じじゃないか。」

エルヴィンは壁にもたれて座り込むと、腕で頭を覆った。
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