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密かな交換条件・2【進撃の巨人】

第13章 抑えられない情動




「……お前がエルヴィンを見る表情が、
綺麗だと思った。」


その一言を聞き、一瞬で顔が熱くなる。



「お前と同じだ。
お前がエルヴィンに惚れた瞬間、
俺もお前に心を奪われた。」


一瞬止まりかけた心臓が、
ドクン、と音を立てて再び激しく動き出す。


私の片想いも、相当長く、
辛いことだって
それなりにあったと思っていたが
ミケに比べれば、なんてことはなかった。

ミケはどんな気持ちで、
私を見守っていてくれたのだろう。
どんな思いで、
応援し続けてくれていたのだろう。

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