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密かな交換条件・2【進撃の巨人】
第1章 身体の関係より大切な
「大丈夫だ。エルヴィンは強い。」
「……そんな心配はしてません。」
ミケの力強い物言いに、
否定の言葉が口をついて出た。
「それなら何でそんな顔をするんだ?
心配しているんじゃないのか?」
先程とは打って変わって、
こっちに真剣な視線を向けてくる。
自分が気になることになると、
こうも食付くのか。
「心配はしてます。
でも、団長の心配じゃないです。」
そう言った次の瞬間、ミケの腕の中にいた。
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